ここで紹介されているサーボ油圧ソリューションは、プラグ＆プレイの状態で納品されます。専用用途でのニーズに合わせてカスタマイズされていますが、それ以外の機械タイプにも適応可能です。
サーボ油圧
サーボユニットタイプ HS120
サーボユニットタイプ HS120
サーボユニットタイプHS 120には、非常にコンパクトで強力なサーボ電動モータが搭載されています。「パワーオンデマンド」により、高いエネルギー効率を実現しており、追加で冷却する必要はありません。サーボユニットタイプHSでは、バルブ技術を追加することなく、逆転運転を実行することができます。また、騒音発生が少なく、コンパクトな構造で実現された省スペースが特徴です。射出成形機、工作機械、パンチングマシン、曲げ機、矯正機などに使用されます。
技術データ
- 動作圧力 pmax: 150 bar
- 押しのけ容積 Vmax: 3.2 cm³/rev
- 使用容積 Vuse max: 0.3 l
データシート: D 6347
電動油圧駆動装置 タイプePRAX® modular
電動油圧駆動装置 タイプePRAX® modular
特許取得済み電動油圧駆動装置ePRAX® modularは、CNCプレスブレーキ用駆動装置特有の要件に合わせて調整されています。この装置では必要なすべてのコンポーネントがモジュール式に組み合わせ可能であるため、柔軟に配置して取付スペースを最適に利用することができます。ePRAX® modularは現行のドイツ労働災害防止規程 (略称: UVV) に適合しており、型式審査No. 18003の認証を受けています。
技術データ
- 動作圧力 pmax: 320 bar
- 流量 Qmax: 50 lpm
- 定格出力: 24.3 kW (各軸につき)
- 取付姿勢: 水平 (シリンダモジュール、タンクモジュール) または任意 (サーボパワーモジュール)
データシート: D 6340
電動油圧駆動装置タイプ ePRAX® max
電動油圧駆動装置タイプ ePRAX® max
タイプePRAX®の特許取得済み電動油圧駆動装置では、両方の駆動技術の利点が組み合わされて、高性能で即座に接続可能なユニットとして一体化されています。油圧式であるためパワフルで長寿命であり、統合型構造になっているため外部のオイルラインを必要としません。回転数制御は各軸について個別にePRAX®ドライブレギュレータを介して行われます。プレスブレーキ専用に最適化されたこの駆動装置では、一時的に蓄えられた落下エネルギーをリターンストローク用に的確に利用することで、極めて高い動的性能と大幅なエネルギー節約が同時に実現しています。ePRAX® maxは現行のドイツ労働災害防止規程 (略称: UVV) に適合しており、型式審査証明書No. 13005を取得済みです。
技術データ
- 機械あたりの定格動力: 1,100～2,500 kN (ePRAX®を2つ使用)
- 急速度: 最大230 mm/s
- 位置決め精度: 5 µm
- 動作ストローク: 280 mm (標準)
データシート: D 6341